iPhone12 Proのレビューです。
Proが発売して結構経つので、開封はサクッといきたいと思います。
と言っても、Apple Storeで購入した際、通信確認のため開封済みなので、通常の開封レビューというよりは、これまで使っていたAndroid端末との比較をメインに行っていきたいと思います。
比較する旧端末(SONY Xperia XZ premium)の紹介
今回、iPhone12 Proを購入するまで使っていた機種は、SONYのXperia XZ premiumというAndroid端末です。
2017年の夏モデルで登場し、かれこれ3年が経過しました。
当時は、ハイエンドモデルとして最新機種だったので、本機を購入した記憶があります。
この端末は、4K動画(30fps)や4Kの写真が撮れ、4K画質で映画などが観られるということで購入しました。
4K対応が売りだったんですが、今では、4Kは当たり前になってきたので微妙になりましたね。
4Kで写真が撮れる機種なので、3年経過した本機とiPhoneを比較していきたいと思います。
3年でどこまで進化しているのでしょうか。
ちなみに、2017年という年は、iPhoneで言うと「iPhone X」「iPhone8」が発売された年ですね。
今スペックを再確認してみると、iPhoneも4K対応していて、動画は60fps対応だったり、Xだと、5.8インチの有機EL全面ディスプレイが採用されるなど、スペック的にiPhoneの方が上?と思いました。
外観の確認
それでは、まず、iPhone12 Proの外観などを簡単に見ていきたいと思います。
外箱
外箱は、かなり高級感ある箱です。
少しくらいの重みでは、つぶれることがないような頑丈な箱です。
開けるとこんな感じで本体が入っています。
Apple Storeで購入したので、一度開けています。初めて開けた時には、画面に白い紙が貼ってありました。
自分で開けたい人は、SIMフリー版を宅配してもらうといいと思います。
私の場合、今回、キャリア版として購入しているので、通信確認をする必要があったみたいです。
ちなみにですが、ドコモ版の場合、SIM解除の条件に合致していれば、その場でSIM解除の申し込みが出来てSIMロックが解除できました。
付属品など
まずは、付属品から確認していきます。
今回から充電器とイヤフォンが同封しなくなったので、Type-C to Lightningのケーブル1本が入っているだけです。
ライトニング・・・これがどうしても納得いかないですね。
今回、iPhoneに変更しようと思っていたので、Type-Cを期待してたんですけど変更がなく、ケーブルを新調することになってしまいました。
Androidの場合、Type Cが当たり前ですし、色々なデバイスもType Cが当たり前になった今、ライトニングか~という感じです。iPhoneユーザーの方たちも、ここは変わって欲しかった点でしょうね。とても残念です。
・ケーブル 1本(Type-C to Lightning)
・SIMピン 1本
・リンゴシール 1枚
本体
続いて、本体を見ていきましょう。
今回、本体デザインがiPhone5の角ばったデザインに戻り、いかにもiPhoneという印象です。
本体裏は、マットな仕上げが高級感あっていいですね。
そして、裏とは違い側面は、光沢ある鏡面仕上げで、これもまたいいです。
ただ、光沢があると気になるのが、やはり指紋です。
鏡面仕上げだとどうしても指紋がすごい目立ちますし、ちょっと気になるレベルだと思います。
また、側面の光沢ある部分は、かなり傷つきやすいので、扱いに注意しないと傷だらけになってしまいます。
多くの人は、ケースを仕様すると思うので問題ないでしょう。
ケースを使用しない人は、ちょっと考えた方がいいかもしれないですね。この部分だけで、他のモデルに変更することはないと思いますけど、気になる人はかなり気になるレベルかもしれないです。
個人的には、全部マットよりはメリハリあって好きなデザインです。
iPhoneは、やっぱり高級感ありますね。
iPhoneをずっと使いたかったので、念願叶いました。
注意点
lightning端子付近は、充電時にケーブルの素材で傷が付くことがあります。傷をつけないためにも、プラスチックや本体に接触しない形状になっているケーブルを使用することをおすすめします。
私の場合、アダプタを購入して充電を行ったんですが、一度の充電で見事に擦り傷が出来てしまいました。
本体側面の加工は、すぐに擦り傷が付いてしまうと思うので、みなさんも注意して下さい。
ボタンの確認
次に、ボタン類を確認していきます。
Androidの場合は、音量ボタン(上)・電源ボタン(下)は右にあります。
Xperiaは、電源ボタンが指紋認証になっていて、なかなか反応が良かったので、かなり使い勝手が良かったです。
そして、本体左側にSIMスロットが配置されています。
iPhone は、右に電源は一緒で、音量が左にあります。
もう一つのボタンがミュートのスイッチです。
iPhoneを使用したことがないので、ミュートスイッチの必要性がいまいち分からないです。
Androidの場合は、ボタン自体がないため画面でマナーモードなどに変更する方法だと思いますね。
サイズを比較
本体サイズの比較
新機種の「iPhone12 Pro」は、Xperiaに比べて若干小さいですね。
画面サイズの比較
画面サイズは、5.7インチと6.1インチなので、結構大きくなりました。
横幅は変わらないと思いますが、上下の黒い部分が画面になったという変化です。
本体的には小さくなって、画面サイズが大きくなって見やすくなりました。
全体的な印象としては、画面が縦に長くなった感覚だけなので、持った感じはあまり大きくなったという感じがしないです。どちらかというと、物足りなさを感じてしまう面があります。
今回、新機種にして良かったのは、縦に画面が長くなることで、表示範囲が広くなったので記事等はかなり見やすくなりました。
外観的にはかなり満足です。IOSの使用感などは、また別途記事にしていきたいと思います。
スペック比較
基本的なスペックを、旧端末と比較していきます。
こうして比較してみると、意外とXperiaはスペック高いなと感心してしまいました。
まだまだ、活躍できそうなスペックだと思います。
基本スペック
Xperia XZ Premium | iPhone12 Pro | ||||
---|---|---|---|---|---|
サイズ | 高さ | 約 156mm | 146.7 mm | ||
幅 | 約 77mm | 71.5 mm | |||
厚さ | 約 7.9mm | 7.4 mm | |||
質量 | 約 191g | 187 g | |||
電池持ち時間 | 約 105時間 | ||||
バッテリー容量 | 3230mAh | ? | |||
画面 | 種類 | TFT液晶 X-Reality for mobile | 有機EL Super Retina XDR ディスプレイ | ||
サイズ | 約 5.5インチ | 6.1 | |||
解像度 | 4K(2160×3840) 807ppi | 2,532 x 1,170 460ppi | |||
CPU | Qualcomm Snapdragon 835 (8コア) | A14 Bionicチップ (6コア) | |||
OS | Android 9 | IOS14.2 | |||
内蔵メモリ | ROM | 64GB | 128~512GB | ||
RAM | 4GB | 6GB | |||
外部メモリ | 最大対応容量 | 256GB | – |
カメラスペック
カメラ | アウトカメラ | 1920万画素 | 1,200万画素 | |
---|---|---|---|---|
インカメラ | 約1320万画素 | 1,200万画素 | ||
F値 | 2.0 |
| ||
手ブレ補正 | 動画 | 手ブレ補正(電子式) | ビデオ手ぶれ補正( | |
静止画 | デュアル光学式手ぶれ補正 (広角) | |||
動画撮影 | 記録サイズ (アウト) | 4K(3840×2160) 30fps | 4K 60fps | |
記録サイズ (イン) | Full HD(1920×1080) | 4K 60fps | ||
ズーム | デジタル | 最大約 8.0倍 | 最大6倍 | |
光学 | – | 4倍 | ||
静止画撮影 | 記録サイズ (アウト) | 19M(5056×3792) 17M(5504×3096) 12M(4000×3000) 12M(4608×2592) | 12M(4032 x 2268) | |
記録サイズ (イン) | 13M(4160×3120) 10MP(4192×2358) | |||
ズーム | デジタル | 最大約 8.0倍 | 最大約 10.0倍 | |
光学 | – | 4倍 |
カメラ性能の比較
ちょっと話しの方向が違いますが、スペックを確認して分かったのは、意外と「Xperia」が現役として使えるスペックというのが分かりました。
そうは言っても、iPhone12 Proは、カメラ性能の向上が注目すべき点ですから、新端末の性能を見てみましょう。
カメラ3眼の使い勝手
まず、カメラの数ですが、Proシリーズは3眼です。ちなみに、iPhone12は2眼です。
3眼の構成は、広角・超広角・望遠という構成に対し、Xperiaは1眼だったので、かなりの進化です。
超広角だけでもびっくりですが、望遠まで装備されているのでその差は明らかですね。
画面で簡単にカメラを変更出来るので、かなりこれは便利です。
注目点の比較
それでは、旧端末と写真の比較をしてきたいと思います。
広角・超広角との画角の違い
望遠性能(光学とデジタルズームとの違い)
比べるまでもないんですが、後ろの木の葉っぱを比較すると一目瞭然ですね。
Xperiaは、葉っぱが一枚一枚表現できていません。
デジタルと光学ズームの違いと言うだけの結果です。ただ、明らかにiPhoneの方が綺麗です。
色味(画像サイズが大きいので注意して下さい)
色味は、iPhone12 Proの写真を見てみると、左右の暗い部分も鮮やかな色が出ていますし、何といっても明るいです。
レンズ(f1.6:f2.0)の差だけではないように思いますが、レンズ差は大きいように思います。
手振れ補正の比較
後日検証してきます。
暗所性能 (暗所でのAFの違い)
画像を準備中です。
最新機種 iPhone12 Proと3年前のハイエンドと比較! そろそろ買い替え?のまとめ
iPhone12すごいという率直な感想です。3年も経過するとカメラ性能もかなり進化するので、カメラ性能を重視する方は、買い替えを検討してもいいかもしれません。
ちょっと、本体の繊細さ(傷が付きやすい)が気になりますが、ケースなどを使用すれば回避できるので問題ないと思います。
カメラ性能は、やはりすごいと思いました。ただ、広角での比較はそれほど差がなく、Xperiaもまだ使えるなと思いました。まだ、使い始めたばかりなので、少しずつ使用感などまとめていきたいと思います。
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