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今こそ有機ELテレビを買うべきか!? 液晶と比較検討してみます!

家電



現在、我が家では、テレビの買い換えを検討しています。
理由は、消費税増税が10/1目前になったからです。
まぁ、2%の差だよ?って感じはありますが、そろそろテレビも古くなったため購入しました!

検討するにあたって、今の主流は、液晶テレビ(以下、液晶とします。)ですよね。
ただ、量販店などでテレビを見てみると、有機ELテレビ(以下、有機ELとします。)という何かすごいテレビが最新機種としてあるのはみなさんご存じだろうと思います。

こうなると、最新機種の有機ELというのは、どんな良い製品なのか気になって、液晶とどちらを買うか悩むことになります。
言わずとも、我が家もその状態でした。

そこで、今回は、今買うなら有機ELなのか、それとも液晶なのかをテーマに解説していきたいと思います。

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有機ELとは?

まず、最初に疑問が沸くのが有機ELって液晶と何が違うのってことだと思います。

液晶との構造の違い

簡単に説明すると、以下のとおりです。
下記は、Panasonic公式HPの解説ページです。

有機ELテレビってなに?4Kとはどう違うの? | Digital FUN! | テレビ ビエラ | 東京2020オリンピック・パラリンピック公式テレビ | Panasonic
パナソニックのテレビ「ビエラ」のサイトです。「有機ELテレビってなに?4Kとはどう違うの?」など話題の4Kテレビに関する疑問にお答えします。おすすめの4Kテレビもご紹介します。

 

液晶の構造

画面+カラーフィルム+バックライトという構成です。
液晶の場合、バックライトが光って、カラーフィルムを通して画面に映すという構造です。
有機ELとよく比較されるのが黒の表現です。
液晶で黒を表現する場合、例えば、ブラインドを閉じて光を遮ることによって黒を表現するというと分かりやすいでしょうか。
これだと、どうしても光が漏れてしまうために完全な黒にならないということです。
有機ELと比較すると分かるのですが、完全な黒にはなってなくグレーがかった黒という感じです。

 

有機ELの構造

有機ELは、画面+OLEDという構成です。
見てお分かりのとおり、構造的に1つ少ないということが分かります。
有機ELの場合、OLED自体が光ることからバックライトが必要ないため、液晶より薄型にできるという大きなメリットがあります。
また、有機ELで黒を表現する場合、OLED自体を光らせたり消したりできるので、黒を表現する場合に完全に消すことで黒をはっきりと表現することができます。
そして、全体的にもにじみが少なく、高コントラストで鮮明な映像を表現できるというわけです。
これが、画質の良さに繋がる構造上の理由です。

 

液晶と比較した有機ELのメリット・デメリット

続いては、有機ELを簡単に理解できたところで、液晶と比較した場合の有機ELのメリットとデメリットについて整理していきましょう。

メリット

画質がきれい

これは、先程も説明しましたが液晶と違って有機EL自体が光るため、発色がよく鮮明な映像になります。
黒はより黒く、白はより白く表現できるため、高コントラストできれいな映像を映し出してくれます。
画質だけで選ぶなら絶対有機ELでしょうね。

とにかく薄い

液晶と違い、バックライトが必要ないために驚くほどに薄くできます。ブラウン管の時代から考えると、液晶でも遥かに薄く・軽いテレビになりました。
そして、薄くなった液晶は約5~7cm、有機ELにおいてはさらに約4mmまで薄くなったわけです。
Iphone11で8.3mmなので、スマホよりも薄いというのは驚きですね。
今後も、どんどん薄くなってポスターのように張ったり、はたまた壁に塗装などできる時代がくるんでしょうか。

音質がよい

映像と共に音質にも拘っている製品が多くある。
液晶と比べるとどの程度の差があるかは微妙と言わなければならないが、製品によっては画面から音が出てたり、前に音が出るような構造だったりするので、液晶よりは音が良いと思います。

 

デメリット

価格が高い

新しい技術で作られている有機ELですので、価格はやっぱり高いですね。
登場した当初に比べれば、かなり価格も下がって購入できない物ではなくなりました。それでも、液晶と比較するとやっぱり高い・・・。
だから、迷ってしまうんですよね。

同じ、55インチで約10万円程度の価格差があります。
最新のレコーダーが買えますね・・・

(有機EL)TH-55GZ2000 約33.0 kg(スタンド含む) 年間消費電力量 199kWh/年※4 

 

(有機EL)TH-55GZ1800 約29.0kg(スタンドと付属スピーカー含む) 年間消費電力量 173kWh/年

 

(液 晶)TH-55GX850 約24kg(テレビスタンド含む)  年間消費電力量 136kWh/年

 

パネルの寿命が短い

まだ、実際有機ELがどのくらいの寿命なのかは、発売して3年なので確かなところは不明なところがあります。
単純計算で10年前後の寿命になるので、10年くらいを目安に買い換えを想定して購入するならば、これも気にすることはないかもしれません。
ただ、成長過程の製品なので10年持たない製品もあるかもしれないと考えておいた方が、精神的にはいいかもしれませんね。

[液 晶]   6万時間

[有機EL]  3万時間 (LGは10万時間と言っている)

有機ELを1日8時間の視聴として計算すると、約10年となります。

3万時間÷(8H×365日)=約10年

消費電力

液晶に比べて、約1.3~1.5倍程度の差があります。
有機EL自体は低消費電力なのですが、有機ELテレビを液晶の明るさに近づけるためには、構造上の理由から消費電力が大きくなってしまうのが現状です。
ただし、電気料金で比較するとそれほどの差はなく、あまり気にするほどでもないと思います。

画面サイズの選択肢が少ない

今、有機ELの場合、55インチ以上しかサイズがありません。
液晶だと、多くは19インチくらいからありますが、有機ELの場合は、55インチ以下の選択肢がないのが現状です。
これは、有機ELパネルが55インチ以下では、技術的に難しく、採算が取れないということなのかもしれませんね。

焼き付きが起こる

同じ画面を表示し続けることなどで起きる「焼き付き」。
これを回避するための機能として、有機ELには、焼き付き軽減機能が備わっていますが、焼き付きが起こる可能性は否定できません。
店頭で確認したところ、確かに発売当初はあったというこでしたが、展示品においても現在は心配するようなことはほぼないということでした。信用できるかはみなさんの判断にお任せします・・w

テレビの説明書を見てみると、やはりどのメーカーも継続表示した場合として以下の例が挙げられています。
要するに同じ位置に継続して同じ表示があるものということでしょうか。

●Panasonic ビエラ ・・・ TH-65/55GZ2000(取扱説明書)

焼き付きが発生しやすい主な画像(継続して表示した場合)

・映像の横縦比4:3の画像
・ゲーム映像
・写真など静止した画像
・上下に帯が表示される画像(レターボックス映像)など

 

●SONY ブラビア ・・・ KJ-77A9G/KJ-65A9F/KJ-55A9F(取扱説明書)

焼き付きが発生しやすい主な画像

・上下に帯が表示されるワイド画像(レターボックス映像)
・ 画面横縦比4:3の画像
・ 写真や長時間静止した画像
・ ゲーム映像
・ DVDやブルーレイディスクなどのタイトル画像など

 

映り込みがあるとテレビは見づらい?

まず初めに、映り込みは有機ELだけの問題ではなく、液晶も映り込みはあります。
ただ、有機ELに比べて、液晶の方がぼけた映り込みになるので、どちらかというと液晶の方が気にならないと思います。

これは、画面加工に原因があります。
画面加工には2種類あり、光沢画面(グレア)と非光沢画面(ノングレア)です
グレアで分かりやすい例として、スマホがいい例かもしれません。
スマホの画面は、表面がツルツルしていませんか? これを、グレアといいます。
液晶テレビは、ノングレアが多い気がします。
この表面加工によって何が変わるかというと、発色に差がでます。
グレアの場合、硝子のような透明な画面であるため発色が良くなります。
反対に、ノングレアの場合、グレアに比べると発色が落ちます。
有機ELの場合は、グレアが採用されており、液晶に比べてはっきりとした映り込みになります。
この点は、購入前にあまり気にして見ないところかもしれません。
我が家のPCモニターは、DVDなどを観ることを目的していたこともあってグレアにしたんですが、映り込みが激しく昼間は画面位置を変えないと見られたものではありません。画面が窓に向かっているため映り込みがすごいということです。

実際、テレビを定位置に置くと、はっきりとした映り込みがあります。
ただ、テレビの設置位置を、光が直接入り込まない位置に設置すれば、あまり気になりません。
人によっては、気になる人もいると思いますので、店頭でよくチェックしておくことをおすすめします。
画質だけを考えるとグレアがいいんですが、映り込みを我慢できるか、画質を取るかの選択ということになります。

 

有機ELを買うべきか?

ここまで、有機ELと液晶を比較して、有機ELのメリットとデメリットを整理してきました。
メリットの項目より、デメリットの項目の方が多くなってしまいましたが、基本性能ではやはり有機ELになると思います。

我が家における結論は、有機ELの購入を決めました!
ただし、有機ELを買うべきかという結論ではなく、我が家では買うと決めたというだけで、買うべきとの結論を出したわけではありません。
というのも、確かに比較すると画質はいいし、音もいいので製品としては、やはり有機ELの方がいいことは確かです。ただ、液晶と比較して10万ほど高いので買うべきかどうかという視点では微妙というところでしょうか。
10万あったらレコーダーも新調できちゃいますからね。

並べて比較すれば有機ELですが、液晶が悪いかというと全くそんなことはなく、液晶は有機ELが存在する今でも満足いく製品です。
価格で悩むなら、液晶で十分満足いくと思います。
お金に余裕があって、新しい製品がどうしても欲しいという方は有機ELを購入するとよいでしょう。
逆に、そこまで機能が新しくなくても、4Kが観られて、画質が良ければ(有機ELとの比較なし)問題ないという方は、液晶で十分満足できると思いました。

 

2020年移行どう変わるか!?

気になる動向があるので、少しご紹介しておきます。
現在、有機ELパネルは、LGの独占状態であり、日本のメーカーもLGからパネルを調達しています。
ただ、今後、日本製の有機パネルは出ないのか?というとそうでもなさそうです。
JOLEDという企業があるのですが、これは、SONYとパナソニックが出資してできた合弁会社です。
この会社で、世界初の製造方法(印刷方式)に成功しており、量産体制を整えている状況のようです。

JOLED、印刷方式有機ELディスプレイ量産に向け 千葉事業所に後工程製造ラインを構築
第三者割当増資による調達資金255億円を活用 有機ELディスプレイ(OLED)を開発・製造・販売する株式会社J…

印刷方式によるメリットは、生産工程がシンプルで多様な画面サイズに対応可能であることのようです。
そのため、LGが独占状態である小・大型ではなく、蒸着方式では難しいとされる中型を中心に、印刷方式で10~30インチの中型での量産を行っていくようです。
HPをみたところ、2020年から量産を開始する予定との記載があります。価格も下がり、技術的には日本が上回っている?とするならば、よりよい有機ELテレビが出てくるかもしれません。そうなれば、これまで挙げてきたデメリットは早期に改善の方向に向っていくこともあるかもしれません。
まだまだ時間がかかりそうですが、印刷方式によると今後に期待していきたいところですね。

ただ、これだけではなく、中国でも様々な動きがあるようで、こことの関係がどう影響してくるかによっては、液晶のように日本にとって厳しい状況が続くかもしれません。
最新技術でシェアをそれなりに取るのは難しいんですね。

 

液晶テレビではなく有機ELテレビを買うべきか!? 比較検討してみます!のまとめ

かなり悩みましたが、以下が結論となります!
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

有機ELを買うべき!?

メリットを重視して、デメリットを無視できる方は有機ELの購入をおすすめします。
何といっても画質は、液晶に比べて有機ELが圧倒していると思いますので、画質が何より優先という方は、購入を検討されるといいと思います。
ただ、画質が良くても、映り込みによって画面が見づらければ本末転倒なので、映り込みが気になる方は液晶の方がいいのではないでしょうか。

 

液晶で十分!?

有機ELと比較すると有機ELが綺麗ということであって、液晶の画質が悪いということではないです。
横に並べて観るわけではないので、家で液晶だけ置いて観るなら全く問題ないし、綺麗な映像であることは間違いないです。
4Kが主流になっても、まだまだ液晶は活躍してくれると思います。また、最上位の高画質モデルであれば有機ELと比較しても引けを取らない画質だと思います。

最後に、何故、我が家は有機ELを購入したかというと、性能的には液晶で十分だったのですが、デザインが我慢できなかったというところが最も大きく液晶を却下しました。
なんと、台の素材と加工がとても掃除するのが大変そうだったからです! 
私がどうしても我慢できない素材だったんですよね・・・。GZ2000の台と同じであれば、迷わず液晶を選んでいたと思います・・・。
かなり、個人的で独創的な理由で決めましたw

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