待ちに待った、SONY「α7R V」が2022/11/25に発売されます!
そこで、今回は、昨年発売されたSONY 「α7 IV」と比較していきたいと思います。
一番気になる価格から!
スペックを確認する前に、一番気になるのは、価格ですね。(2023/8/25現在 カメラのキタムラ)
価格に見合った機能が装備されているかは最後に評価してみて下さい。

「α7R V」の特長とは! リアルタイム認識AFなどが進化!

6.2Kオーバーサンプリングの4K記録
4K動画録画は、フルサイズとSuper 35mmから選択でき、フルサイズ選択時は60p/30p/24pの記録できます。さらに、Super 35mm(APS-Cサイズ相当 16:9)の画面領域では全画素読み出しにより、4K(QFHD:3840×2160)動画に必要な画素数の約2.6倍の情報量から4K映像を出力可能。
リアルタイム認識AFで進化!
α7R Vでは、AI技術を活用して新たに開発された「AIプロセッシングユニット」を搭載することで、人物の瞳の認識精度がα7R IV比で60%向上したとのことです。これはかなり期待できると思います。
また、被写体が[人物]、[動物]、[鳥]に加え、新たなに[昆虫]、[車/列車]、[飛行機]が追加されました。
こちらは、従来と比べて動物の認識性能は約40%!。
様々なシーンでブレの少ない写真や動画が撮れることでしょう。
4軸マルチアングル液晶モニター
バリアングルは当然として、チルトにも対応したとても便利な機構です。ローアングルなどの通常違った撮影時でもモニターを見やすい位置に変更することが可能です。
Pnasonic GH6では既に導入されている機構です。

α史上最高8.0段、高性能光学式5軸ボディ内手ブレ補正
手ブレ補正は、α史上最高の8.0段をボディ単体で実現。さらに、α7R Vと対応する手ブレ補正機構内蔵レンズと組み合わせることで、高性能手ブレ補正「アクティブモード」など性能を最大限引き出すことができます。
電源OFF時にセンサーシャッターで保護
α7 IVから搭載された機能ですが、電源OFF時にシャッターを閉じてセンサーを保護する機能が「α7R V」でも搭載されました。これで、レンズ交換時のホコリの付着などを軽減することができます。
基本的なスペック比較
ここでは、主なスペックについて確認していきたいと思います。
その他の詳細は、公式HPで確認して下さい。
商品名 | α7R V (ILCE-7RM5) | α7 IV (ILCE-7M4) |
---|---|---|
発売日 | 2022年11月25日発売 | 2021年12月17日発売 |
価格(発売時) | 486,750円(税込) | 327,790円(税込み) |
外寸(ボディサイズ) | 約131.3 x 96.9 x 82.4 mm | 約131.3 x 96.4 x 79.8 mm |
質量 (バッテリー等を含む) | 約723g | 約658 g |
カメラ有効画素数 | 約6100万画素 | 約3300万画素 |
画像処理エンジン | BIONZ XR | BIONZ XR |
ISO感度 (推奨露光指数) | 【静止画撮影時】 ISO100-32000 (拡張: ISO50-102400) AUTO (ISO100-12800) 【動画撮影時】 ISO100-32000相当 AUTO (ISO100-12800相当) | 【静止画撮影時】 |
手ブレ補正機能 | ||
方式 | イメージセンサーシフト方式 5軸補正 (補正方式はレンズ仕様による) | イメージセンサーシフト方式 5軸補正 (補正方式はレンズ仕様による) |
補正効果 | 8.0段 | 5.5段 |
瞳AF | 人物 (左右瞳選択可) 動物 (左右瞳選択可) / 鳥 昆虫 / 車・列車 / 飛行機 | [静止画] 人物 / 動物 / 鳥 [動 画] 人物 / 動物 / 鳥 |
液晶モニター | ||
形式 | 8.0 cm (3.2型) TFT駆動 | 7.5 cm (3.0型) TFT駆動 |
ドット数 | 約210万ドット | 約103万ドット |
タッチパネル | 〇 | 〇 |
機構 | 4軸マルチアングル液晶モニター | バリアングル液晶モニター |
ファインダー | ||
ファインダー | 約944万ドット 0.64型電子式ビューファインダー (Quad-XGA OLED) | 約368万ドット 0.5型電子式ビューファインダー (Quad-VGA OLED) |
視野率/倍率 | 100%/約0.90倍 | 100%/約0.78倍 |
記録媒体 | ||
記録媒体 | SDカード (UHS-I/II対応) CFexpress Type Aカード | SDカード (UHS-I/II対応) CFexpress Type Aカード |
スロット | 【SLOT1】マルチスロット | 【SLOT1】 マルチスロット |
2メモリーカード間 記録モード | 同時記録、振り分け記録、 記録メディア自動切替、コピー | 同時記録、振り分け記録、 記録メディア自動切替、コピー |
インターフェース | ||
USB Type-C端子 | 〇 (SuperSpeed USB 10 Gbps (USB 3.2)に準拠) | 〇 (SuperSpeed USB 10 Gbps USB 3.2 Gen2 |
ワイヤレスLAN対応 (内蔵) | 〇 Wi-Fiに準拠 IEEE 802.11a/b/g/n/ac (2.4 GHz/5 GHz帯) | 〇 Wi-Fiに準拠 IEEE 802.11a/b/g/n/ac (2.4 GHz/5 GHz帯) |
Bluetooth | 〇 Ver. 5.0 (2.4 GHz帯)) | 〇 Ver. 4.1 (2.4 GHz帯)) |
HD出力 | HDMI端子(タイプA) | HDMI端子(タイプA) |
LAN | × USB-Ether 有線LANアダプタケーブル | × USB-Ether 有線LANアダプタケーブル |
「8K」及び「4K 60fps」はクロップされる!
10bit 4:2:2サンプリングでの4K 60p記録が可能です。今回の注目点は、8Kでの撮影も可能になったことでしょう。ただし、注意が必要なのは、4K 60pと8Kの動画撮影時には約1.2倍クロップさます。
商品名 | α7R V (ILCE-7RM5) | α7 IV (ILCE-7M4) |
---|---|---|
XAVC HS 8K(4:2:0, 10bit) | 24p | |
XAVC HS 4K(4:2:0, 10bit) | 24/60p | 24/60p |
XAVC HS 4K(4:2:2, 10bit) | 24/60p | 24/60p |
XAVC S 4K(4:2:0, 8bit) | 24/30/60p | 24/30/60p |
XAVC S 4K(4:2:2, 10bit) | 24/30/60p | 24/30/60p |
XAVC S-Intra 4K(4:2:2, 10bit) | 24/30/60p | 24/30/60p |
S&Q(HD) | 1~120fps | 1~120fps |
気になる点
4K 60Pは可能だがクロップされる
一番気になる所が、Super 35mm(APS-Cサイズ)での4K/60p動画記録に対応ですが、約125%クロップされるためこの点は動画撮影をメインに考えると気になる所ですね。SIIIとの関係で仕方ないところかもしれません。
クロップ前提でうまく利用すればメリットになる点でもあります。
[2023年] 最新機種!SONY「α7R Ⅴ」と「α7 IV 」を比較!のまとめ
最近の新機能や機構が盛り込まれた機器になって登場という感じで、写真と動画どちらも万能にこなせる注目度が高い機器に仕上がっていると思います。
まだ、金額が明確になっていませんが、40万を超えてくるように思います。
多くの方が欲しいと思える機器ではないでしょうか。
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