これまで、無料でクローンが作成出来るソフトがあったんですが、バージョンが新しくなったら使用できなくなってしまいました。
そこで、クローンを無料で作成できるソフトを探したんですが、サードパーティー製のソフトはありませんでしたが、SSDなどの製造メーカーによっては無料ソフトを提供していました。
今回は、ADATAが提供しているソフトを使用してクローン化を行ってみたいと思います!
M.2 SSDからHDDへのクローン化
今回は、M.2 SSDからM.2 SSDへのクローン化をしていきたいと思います。
「ADATA製のSSD」を購入したので、本ソフトでクローン化を試してみたいと思います。
空きスロットがあれば、そのスロットに挿して内部でクローン化できますが、スロットに空きがない場合には、下記のような外付けケースが必要になります。
今回使用したのは、こちらのケースです。

2.5インチのSSDを使用する場合は、こんな製品もあります。

ソフトのダウンロードはこちら
ADATA用はADATAのサイトでダウンロードできます。
結構、ダウンロードに時間がかかりますので、余裕をもってダウンロードすることをおすすめします。
ソフトの容量も結構あるので、空き容量に注意しましょう!
その他のメーカーは以下を参考にダウンロードして下さい。

新しいSSD等はディスクの管理で操作が必要
新しいSSD等は、Windowsで認識できるように操作が必要なので、下記を参考に操作して下さい。

「Acronis True Image OEM」のインストール
こちらのソフトは、他のSSDメーカーでもOEMとして提供されているソフトのためか、WDなどのソフトが入っているとインストールができないので、他のメーカーのソフトは事前にアンインストールしておきましょう!
ダウンロードファイルを解凍
まずは、ダウンロードしたインストールファイルが入っている「ZIP」を解凍します。
解凍するとその中に、イントール用のファイルが格納されているので、ダブルクリックして起動します。
インストールする
「Acronis True Image for Western Digital」 のインストールウィンドウが表示されるので、「インストール」ボタンをクリックして、インストールを開始します。
使用許諾契約への同意
イントールが終了してアプリを起動すると、「使用許諾契約」の画面が表示されるので、同意する場合は、同意にチェックを入れて「OK」をクリックして下さい。
ユーザー登録と製品の登録が必要
「Acronis」と「ADATA」で、ユーザーアカウントの作成が必要です。
Acronisは、ソフトを起動するとユーザーアカウント画面が出現しますので、必要事項を記入して登録して下さい。
登録がうまくいかないなど、詳細はこちらをご覧下さい。

M.2 SSDのクローン化の方法
クローン化は、かなり簡単なので、難しく考えなくて大丈夫です。
ただ、ADATAのソフトは、少し癖があるので、いくつか設定しないといけない可能性があるので、注意して作業を進めていきましょう!
一番注意しないといけないのが、ソースとターゲットは間違えないようにすることです!
左のメニューから「ツール」を選択し、「ディスクのクローン作成」をクリックして下さい。
ここからクローン作成モードに入ります。
特にこだわり等なければ、自動(推奨)を選択し、「次へ」をクリックして下さい。
まずは、「ソースディスク」を選択します。
メーカー名や容量で判断して選択して下さい。コピー元になりますので、間違えないようにしましょう!
この画面が表示するまでに、少し時間がかかります。
続いて、「ターゲットディスク」を選択します。これがコピー先になるので、新しく交換するディスクを選択しましょう。ここを間違えると、大事なデータが入ったディスクだとデータが消えてしまいますので、慎重に選択して下さい。
ノートで使用していた時のデータが残っていたので、下記のようなメッセージが出ましたが、新しいSSDなどであればこのメッセージは出ません。
「ソースディスク」と「ターゲットディスク」に間違いないか、最終確認をしっかりしましょう!
問題なければ、「実行」をクリックして下さい。
クローンが開始されますが、このソフトの場合は、再起動が必要なので、再起動をクリックして下さい。
この後、再起動されてそのまま進めばいいですが、以下のようなメッセージが出た場合は、BIOSで設定を確認する必要があります。
以下のメッセージが出て進まない場合の対処法に進んでください。

特にメッセージもなく進めば、クローン完成!?
[Windows10] ADATAのSSDでクローンを作成する方法! – Acronis True Image OEMのまとめ
他のメーカーのソフトは、すんなりクローン化できたんですが、ユーザー登録やら色々と設定が必要だったので、私の場合は、かなりの時間がかかってしまいました・・・。
解決してみるとこんなことでどんだけ時間を費やしたかと考えると、もっとスキルがあればと悔やまれます。
みなさんの解決のお役に立てれば幸いです。
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