HDDからSSDへの交換方法は、以前書きましたので、今回はOSの入ったHDDをクローン化により交換する方法を解説していきたいと思います!

我が家のPCは、8~9年ほど前のPCなので、これまで性能を上げるために「メモリ」や「グラボ」などの交換をしてきました。
今回は、HDDの交換方法を説明していきたいと思います。
私も大分慣れてきました!
購入前に絶対確認!
HDDを交換する際に、まず、確認しておきたいのがコネクタ形状です。
これは、必ず確認しておきましょう! 古いPCなら絶対に!
我が家のPCは、古いマザーボードなんですが、HDDを交換するのに必要なSATAコネクタを装備していましたので、現在のPCとコネクタは一緒です。
最近のPCであれば、コネクタはSATAだと思うので確認するまでもないです。
しかし、我が家のPCよりも古い場合には、IDE(コネクタ形状が異なる)の可能性もあるため調べておく方がいいと思います。
買ってから「え!」とならないように。
マザーボード及びHDDのコネクタ形状を確認!
マザーボードのSATAコネクタ (データ転送用)
古いマザーボードなので、こんな感じで一か所にまとまってなく、しかも上を向いています。
しかし、最近のマザーボードは一か所にまとまっていて、コネクタが右横を向いている感じで、裏配線がしやすいようになっています。
HDD側のコネクター
最近のHDDもコネクタ形状はSATAなので問題ありません。
HDDの場合には、下図のとおりペリフェラル電源のコネクタがあります。昔からある形状の電源コネクタですが、今は使用することはないでしょうね。
(データ転送用コネクタ)
①SATA
SATA用コネクタのうち、右にあるのがデーター転送用・左が電源コネクタです。
②IDE
古い規格のコネクタがIDEですが、もうこの規格のコネクタしか装備していない製品はないと思うので参考までに知っておくくらいで問題ないです。
(電源コネクタ)
①SATA
上の写真の一番左のコネクタが電源コネクタです。
②ペリフェラル
一番右にあるのが、ペリフェラル電源用です。今では使用することはほぼないと思いますが、電源にはまだこの形状のケーブルが付属してきます。
ハードディスクを購入
コネクタ等を調べたら、次は、当然ですがHDDを購入しないと始まりませんよね。
話がそれますが、今、HDDを交換するなら絶対にSSDの導入をおすすめします。
体感で速さが実感できますよ! 検討してみて下さい。
※SSDへの換装方法やM.2 SSDなどについてはこちらを参考にして下さい。


ハードを交換する前にやるべきこと・準備するもの
SSDにクローン
使用中のPCのOSやソフトなどを今の設定で使用したい場合は、現在使用しているシステムが入ったHDDの内容をそのままコピーすることが必要になります。
そして、クローンの作成にはいくつか必要な物があります。

準備するもの
①クローンを作成するためのソフト(無料版を使用)

②ハードディスクをUSB接続するための機器(安い物だと1000前後であります)

クリーンインストール
クリーンインストールの場合は、コピーなどの作業は必要ないので、購入したハードディスクを交換するだけです。
こちらの場合、OSを入れるだけと考えがちですが、今までインストールしていたソフトの再インストールや設定を一からやり直さないといけないので、移行にかかる時間はそれなりに必要になってくると思います。
そのため、どちらかと言えば、クローン化して換装する方が作業時間や手間ということでは時間がかからないと思います。
ただ、せっかくハードディスクを換装するなら、きれいな状態で開始したいと思う方は、クリーンインストールをおすすめします。
私は、色々と再設定が面倒なので、クローン化を選択します。
うちの旦那は、クリーンインストールする派ですね。いらない情報ですが・・・
いざ、交換!
ケースを開ける
まずは、PCケースを開けます。
多くの場合、後ろもしくは横パネルにネジがあり、4本くらい外すと開きます。
こんな感じです。
我が家の旧PCの場合
PCを開けるとこんな感じで線がごちゃごちゃしています。
これは、我が家のPCの場合です・・・
HDDの設置場所としては、このPCケースの場合は、2か所になります。
HDDの場所を確認
PCケースのどこに設置すればいいかということですが、HDDを設置していた場所に設置することになります。
このPCケースの場合は、前面と裏側に設置場所が、たくさんあります。
②マザーボード裏と電源の隣
マザーボードのSATAコネクタの位置
このマザーは古いので2か所にありますが、最近のマザーボードの場合は、右のこの近辺にSATAポートが大体まとまって設置あると思います。製品によって違うので、詳しくは説明書で確認して下さい。
HDDのコネクタを接続
HDDを接続する場合、コネクタは2種類あります。
以下のコネクタを接続すれば、交換完了です。
①SATAコネクタ(もしくは、IDE)
HDDの制御を行うコネクタ
②電源コネクタ
そのまま電源を供給するコネクタ
BIOSで確認
HDDを交換又は増設が完了しましたら、BIOSで認識をしているか確認しましょう!
認識していないようなら、コネクタがしっかり接続できているか確認しましょう!
BIOSで認識していたらOSを起動して、HDDがこちらでも認識しているか確認しましょう。
こちらでも認識していて使用可能であれば、これで完了です!
PCのOSを含むHDDのクローン化でSSDに交換する方法!のまとめ
増設及び交換は、特に難しいことはないです。
これから、OSが入ったHDDを交換するならSSDが絶対おすすめです!
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