2023/10/13にSONY「α7C II」「α7CR」が発売されました!
私は、金額面と機能面で「a7CⅡ」を購入しました。
コンパクト機ということで、かなり期待して待っていたので、早速開封していきましょう!
SONY 「a7CⅡ」とは
「α7C II」 「α7CR」の主な特長
一番の特長は、フルサイズセンサーを搭載したコンパクトボディという点でしょう。
しかも、両機種は、「α7R V」と同じAIプロセッシングユニットを搭載し、「リアルタイム認識AF」により人や動物以外の被写体も認識が可能。
α7C II (ILCE-7CM2)とα7 IV (ILCE-7M4)を比較
私は、「α7 IV」を所有しているので、本日発売となった「α7C II」を簡単に比較したいと思います。
商品名 | α7C II(ILCE-7CM2) | α7 IV (ILCE-7M4) |
---|---|---|
発売日 | 2023年10月13日発売 | 2021年12月17日発売 |
価格(発売時) | 261,747円(税込み) | 327,763円(税込み) |
外寸(ボディサイズ) | 約124.0 x 71.1 x 63.4 mm | 約131.3 x 96.4 x 79.8 mm |
質量 (バッテリー等を含む) |
約514 g | 約658 g |
カメラ有効画素数 | 約3300万画素 | 約3300万画素 |
画像処理エンジン | BIONZ XR | BIONZ XR |
ISO感度 (推奨露光指数) |
【静止画撮影時】 ISO100 – 51200 (拡張: ISO50-ISO204800) AUTO (ISO100-12800) 【動画撮影時】 ISO100-51200相当 (拡張: 上限ISO 102400) AUTO (ISO100-12800相当) |
【静止画撮影時】 ISO100 – 51200 (拡張:ISO50~ISO204800) AUTO (ISO100-12800) 【動画撮影時】 ISO100-51200相当 (拡張: 上限ISO102400) AUTO (ISO10-12800相当) |
手ブレ補正機能 | ||
方式 | イメージセンサーシフト方式 5軸補正 (補正方式はレンズ仕様による) |
イメージセンサーシフト方式 5軸補正 (補正方式はレンズ仕様による) |
補正効果 | 7.0段 | 5.5段 |
認識対象 又は 瞳AF |
人物 (左右瞳選択可) 動物 (左右瞳選択可) / 鳥 昆虫 / 車・列車 / 飛行機 |
[静止画] 人物 / 動物 / 鳥 [動 画] 人物 / 動物 / 鳥 |
液晶モニター | ||
形式 | 7.5cm (3.0型) TFT駆動 | 7.5 cm (3.0型) TFT駆動 |
ドット数 | 約103万ドット | 約103万ドット |
タッチパネル | 〇 | 〇 |
機構 | バリアングル液晶モニター | バリアングル液晶モニター |
ファインダー | ||
ファインダー | 約236万ドット 0.39型電子式ビューファインダー (Quad-XGA OLED) |
約368万ドット 0.5型電子式ビューファインダー (Quad-VGA OLED) |
視野率/倍率 | 約0.70倍 | 100%/約0.78倍 |
記録媒体 | ||
記録媒体 | SDカード (UHS-I/II対応) | SDカード (UHS-I/II対応) CFexpress Type Aカード |
スロット |
SD (UHS-I/II対応) |
【SLOT1】 マルチスロット |
2メモリーカード間 記録モード |
– | 同時記録、振り分け記録、 記録メディア自動切替、コピー |
インターフェース | ||
USB Type-C端子 | 〇 (SuperSpeed USB 5 Gbps (USB 3.2)に準拠) |
〇 (SuperSpeed USB 10 Gbps USB 3.2 Gen2 |
ワイヤレスLAN対応 (内蔵) |
〇 Wi-Fiに準拠 IEEE 802.11a/b/g/n/ac (2.4 GHz/5 GHz帯) |
〇 Wi-Fiに準拠 IEEE 802.11a/b/g/n/ac (2.4 GHz/5 GHz帯) |
Bluetooth | 〇 Ver. 4.2 (2.4 GHz帯)) | 〇 Ver. 4.1 (2.4 GHz帯)) |
HD出力 | HDMI端子(タイプD) | HDMI端子(タイプA) |
LAN | × USB-Ether 有線LANアダプタケーブル |
× USB-Ether 有線LANアダプタケーブル |
開封
では、開封していきたいと思います。
コンパクトボディのフルサイズ機は初めてなので、どんな感じか楽しみです。
外箱
箱は、「α7 IV」の箱と同様シンプルなデザインでカッコいい箱ですね。
ただ、「α7 IV」と比較するとサイズは明らかに小さいです。これだけでもコンパクトというのが分かりますね。
最初、この箱の大きさを見てびっくりしました。
同梱物
「α7 IV」では、充電用のアダプターとケーブルが付属してきましたが、今回は以下の2つだけでした。
- ストラップ
- バッテリー
「α7 IV」の同梱物は以下のとおりでした。
バッテリー充電器は別途購入…
今回、充電するための機器は付属してきません。
そのため、充電器を購入する必要がありますが、おすすめは以下の「Manfrotto Pro CUBE」です。
ヤフーショッピングのマンフロット公式「アウトレットストア」で時々安く購入できるのでそちらをおすすめします。

SONY純正の充電器もありますが、1つしか充電できないため、カメラを2台となるとデュアルの充電器がいいと思います。

本体をみていきましょう!
フルサイズ機でコンパクトということですが、どんな感じなんでしょうか。
確認していきます!
まずは、大きさと重さをチェックしておこう!
まずは、本体の大きさと重さを確認していきたいと思います。
大きさは写真で比較してみたとおり明らかに小さいです。
また、重さは、144gも軽いので持ち運びはかなり楽です。旅行などの外出時に使用するには、とてもいいカメラではないでしょうか。3か月使用してきましたが、「α7 IV」ではなく、「a7CⅡ」に完全に移行しました。重さは重要だと再認識しました。重さだけだと完全移行とはならなかったと思います。
商品名 | α7C II(ILCE-7CM2) | α7 IV (ILCE-7M4) |
---|---|---|
外寸(ボディサイズ) | 約124.0 x 71.1 x 63.4 mm | 約131.3 x 96.4 x 79.8 mm |
質量 (バッテリー等を含む) |
約514 g | 約658 g |
詳細メニューで設定細かく!
最初に触るのはメニューになると思うので、お次はメニューについて確認していこうと思います。
「α7 IV」と同様のメニュー項目で、細かい設定ができるのでとても便利です。ただ、初心者には、メニューが多すぎて、逆に使いづらいというのはあるかもしれません。

ボタン配置など
ボタンやモードダイヤル周りですが、かなり使いやすいと思います。
電源スイッチ
電源スイッチの位置が若干変更になっています。
「α7 IV」では、内側にありましたが、外側に変更されています。少し操作に難ありな位置になったと思います。
モードダイヤル
モードダイヤルは、「α7 IV」同様に「静止画・動画・S&Q」が独立しています。ただ、こちらもスイッチの位置が変更になっていて、個人的には「α7Ⅳ」の方がシャッターボタンから自然にモードダイヤルのノブを操作することが可能なため、モードダイヤルのノブの位置は戻してもらいたいと思います。慣れるかと思ったんですが、以外とこの位置は慣れませんでした。
↓ こちらが、「α7 IV」の機構です。
メニューボタン
「MENU」メニューボタンも位置が変更されています。
「α7 IV」(写真下)は、「MENU」ボタンがファインダーの左にあって使いづらかったんですが、「α7 CⅡ」(写真上)中央あたりに移動になっていて使いやすくなったと思います。
色々と考えてボタンなどの位置が変更されていると思います。
センサーを防御!
「α7 IV」から採用された電源off時にセンサーに蓋をしてくれるというすごい機能は継承しています。
レンズ交換時にホコリの侵入が気になる人は多いはず。
そんな心配がなくなる「電源off時のシャッター」これはいいですね。
設定方法はこちらを参考にして下さい。

インターフェース
USB-Cは、データ転送やPDでの急速充電が可能です。
HDMI端子は、タイプDだとコネクタの差し込みが浅いのかグラつきます。これは、少し残念です。
- HDMI端子(タイプD)
- ヘッドホン端子
- マイク端子
- USB Type-C端子 (SuperSpeed USB 5 Gbps (USB 3.2)に準拠)
商品名 | α7C II(ILCE-7CM2) | α7 IV (ILCE-7M4) |
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記録媒体 | ||
記録媒体 | SDカード (UHS-I/II対応) | SDカード (UHS-I/II対応) CFexpress Type Aカード |
スロット |
SD (UHS-I/II対応) |
【SLOT1】 マルチスロット |
2メモリーカード間 記録モード |
– | 同時記録、振り分け記録、 記録メディア自動切替、コピー |
インターフェース | ||
USB Type-C端子 | 〇 (SuperSpeed USB 5 Gbps (USB 3.2)に準拠) |
〇 (SuperSpeed USB 10 Gbps USB 3.2 Gen2 |
ワイヤレスLAN対応 (内蔵) |
〇 Wi-Fiに準拠 IEEE 802.11a/b/g/n/ac (2.4 GHz/5 GHz帯) |
〇 Wi-Fiに準拠 IEEE 802.11a/b/g/n/ac (2.4 GHz/5 GHz帯) |
Bluetooth | 〇 Ver. 4.2 (2.4 GHz帯)) | 〇 Ver. 4.1 (2.4 GHz帯)) |
HD出力 | HDMI端子(タイプD) | HDMI端子(タイプA) |
LAN | × USB-Ether 有線LANアダプタケーブル |
× USB-Ether 有線LANアダプタケーブル |
比較にならない見事な性能!
評価が高いフォーカス性能を体感
「α7R V」と同じAIプロセッシングユニットを搭載したフォーカス性能に期待をしていました。
期待通りの性能で驚きました。一番期待していたところなので、これだけでも買ってよかったと思ってます。
気になる点
3か月使用してきましたが、以下の点がやはり気になる点ではあります。
HDMIは使用頻度が低いので今はあまり気にはならない点ですが、残念なポイントとしては変わっていません。
グリップ
グリップ部分は、コンパクト機のため深さがないので、持った感じは少し心もとないです。ただ、かなり軽くなっているため、このぐらいは仕方ないのかもしれません。
HDMI端子(タイプD)
タイプDは、コネクタ部分がグラつくのであまり好きではありません。
ここは、タイプAにしてもらいたかったところですね。
SDカードスロット
スロットはシングルで、しかも「CFexpress Type Aカード」に対応していません。仕事用以外ではあまり影響ないところかもしれません。
商品名 | α7C II(ILCE-7CM2) | α7 IV (ILCE-7M4) |
---|---|---|
記録媒体 | ||
記録媒体 | SDカード (UHS-I/II対応) | SDカード (UHS-I/II対応) CFexpress Type Aカード |
スロット |
SD (UHS-I/II対応) |
【SLOT1】 マルチスロット |
2メモリーカード間 記録モード |
– | 同時記録、振り分け記録、 記録メディア自動切替、コピー |
アクセサリー
充電器
液晶保護ガラス
レンズフィルター
レンズも同時に購入している場合は、レンズフィルターも必要ですね。
67mmが多いと思いますので、67mm用をご紹介したいと思います。
ストラップ関係
これはかなり便利アイテムです。
ストラップの取り外しがとても楽になるので、これは絶対におすすめです!
コンパクトなフルサイズ機! Sony 「α7c Ⅱ」をレビュー!のまとめ
現在、3か月使用して何か印象が変わるかと思いましたが、それほど印象は変わりませんでした。これは、コンパクトさはかなり評価ポイントで購入してよかったと思います。持ち運ぶ機会が多い人には、さらにこの評価は高くなると思います。
とにかく高いカメラなので、よく検討して購入して下さい。
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