以下のプロセッサー名から分かることが沢山あります。世代など色々とあるので、今回は、その見方について解説していきたいと思います。
プロセッサー名で分かること (Intel Core編)
(プロセッサー名) | Intel Core i7 |
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(プロセッサーナンバー) | i7-11700F |
- 世代
- 製品ライン

世代
世代については、先頭の1桁もしくは2桁が世代を表します。
例えば、9700の場合は、9世代となり、以下の例の場合は、11世代となります。
数字が大きくなるほど新しいCPUということです。
ちなみに、現在(2021.8月現在)の最新は11世代です。

製品ライン
他にもありますが、ここでは、自作する際に特に覚えておいた方がいい2つのみご紹介しておきたいと思います。
例) Intel Core i7–11700F
K
K は、オーバークロックを可能にするアンロック済みのデスクトップ・プロセッサーで、性能的は無印より高い製品です。
F
Fは、グラフィックス機能がない CPU です。要するに、グラフィックボード(ビデオボードなど)が別途必要な製品です。グラフィックボードを使用する前提の場合は、コスパを考えてF付きを購入するのはありだと思います。
10世代と11世代の違い
10世代と11世代では以下のような違いがありますので、注意して購入しましょう。
- PCI Express 4.0に対応第11世代でPCIe 4.0に対応し、帯域幅は2倍になっています。
- 内蔵GPUが約1.5倍高速に内蔵GPUが前世代のUHD Graphics 630から、UHD Graphics 750 / 730に変更。
前世代より最大1.5倍高速になりました。
プロセッサー名で分かること (AMD Ryzen編)
メーカーが違うので、名称などは異なりますがIntelの表示をそのまま使用します。
こちらは、以下を例に、ご説明していきたいと思います。
- 世代
- 製品ライン
世代
世代については、先頭の1桁もしくは2桁が世代を表します。
例えば、3800の場合は、3世代となり、Ryzenの場合は、以下の場合は4世代となります。
数字が大きくなるほど新しいCPUということです。
ちなみに、現在(2021.8月現在)の最新は4世代です。
世代以下の数字とは
世代に関する数字は、CPUのグレードを表しています。
例) Ryzen 7 5800X
- 7、8、9・・・ハイエンド
- 4、5、6・・・ハイパフォーマンス
製品ライン
他にもありますが、ここでは、自作する際に特に覚えておいた方がいい3つのみご紹介しておきたいと思います。
例) Ryzen 7 5800X
X
Xは、グラフィックス機能が内蔵されていない CPU です。要するに、グラフィックボード(ビデオボードなど)が別途必要な製品です。グラフィックボードを使用する前提の場合は、コスパを考えてX付きを購入するのはありだと思います。
G
Gは、グラフィック機能が内蔵されているCPUです。
T
T付きは、価格据え置きのクロック微増バージョンです。
Intel CoreシリーズとAMD Ryzenシリーズの比較
CoreシリーズとRyzenシリーズを比較する場合、結構分かりづらい気がしますが、こう比較すると以外と簡単です。
Ryzen 9 | vs | Intel Corei9 |
Ryzen 7 | vs | Intel Corei7 |
Ryzen 5 | vs | Intel Core i5 |
Ryzen 3 | vs | Intel Core i3 |
[Intel ・ AMD] CPU名から世代などを確認する方法のまとめ
意外と分からないことが多いCPU。少しでも参考になれば幸いです。
最近、AMD Ryzenが人気のようなので、一度使用してみたいと思っています。
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