既存サイト以外に新規サイトを立ち上たい場合に、新規にドメイン取得しないといけないのかと考えてしまいますが、その都度、新しいドメインを取得していては費用がかかりすぎてしまいます。
そこで、費用をかけずに別サイトを構築する時に役立つのが、「サブドメイン」又は「サブディレクトリ」ということになります。
ただ、「サブドメイン」と「サブディレクトリ」は混同しがちですが、「サブドメイン」又は「サブディレクトリ」を選択することにより、何が違うのか。
また、SEO的に何か違いがあるのか説明していきたいと思います。
SEOを交えて説明する時には、会社組織やグループ会社で例えると分かりすいかなと思いましたので、これを前提に説明していきます。
・ドメイン・・・・・・親会社
・サブドメイン・・・・子会社
・サブディレクトリ・・親会社の部門(営業部や技術部などの会社内の部署)
・以上全部をグループ会社としてます。
サブドメイン・サブディレクトリとは
まずは、基本的なところで、サブドメインとサブディレクトリって何って方は、こちらをご覧下さい。

サブドメインとサブディレクトリの活用法
サブドメインとサブディレクトリがどのようなものかご理解いただけたら、次は本題に入っていきたいと思います。
ここでは、それぞれの特徴について触れていきたいと思います。
サブドメイン
既存サイトと違うテーマや内容の場合は、サブドメインで新規サイトを立ち上げるのがいいと思います。
例えば、親会社では食品を扱っており、今後立ち上げる子会社では「パソコン」を扱うような場合はどうでしょう。
このように、扱う商品が全く異なる場合には、サブドメインでサイトを分けて子会社=パソコンというブランド力を付けていくのに有効でしょう。
専門分野に特化していけば、○○=このサイトみたいなイメージができていくことになりますので、サブドメインがいいのではなでしょうか。
サブディレクトリ
既存サイトとの関連が強いテーマや内容の場合は、既存サイトの一部としてサブディレクトリでサイトを立ち上げると良いでしょう。
例えば、お菓子を扱う会社が、新たに「果物」を扱い、今後も様々な食品分野に広げていくのであれば、サブディレクトリが有効でしょう。情報量と統一分野の両方でブランド力を上げたい場合はこちらでしょうか。
関連性があればサイト訪問者からも何を扱っているサイトかが一目瞭然となります。
逆に、関連のない分野で構成していくと、何のサイト?ということになる可能性がありSEO的には評価が下がることが考えられます。
サブドメインとサブディレクトリのSEO評価とは
結論から言うと、サブドメインとサブディレクトリはどちらも同様に扱われます。
このことについては、googleが明確に公言しています。
もし、可能性があるにしても、サブドメインはあまり影響はないと考えておいていいかもしれません。
可能性を考えるならば、サブディレクトリという選択肢になるのではないでしょうか。
その前提として、既存サイトとの関連性があるということになります。
まとめ
SEOはあまり気にすることなく、既存サイトとの関連性や訪問者が利用しやすいサイト運営を心がけて、どちらかを選択していくといいと思います。
サブドメイン:異なる分野でブランド力とSEO評価を上げたい
サブディレクトリ:関連分野で、情報量とブランド力でSEO評価を上げたい
こうして並べると同じように見えますが、ここではあくまでもメインのサイトを持っていて、新たにサイトを立ち上げる場合の話しです。よくご検討を!
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