注目度が高いコンパクトなフルサイズミラーレス、SONY「α7C II」「α7CR」が2023/10/13に発売されます!
コンパクトなフルサイズ機として、かなり期待されている機器です。
そこで、今回は、同価格帯で機能的にも似ている「α7CR」と 「α7R V」を比較したいと思います。
一番気になる価格から!
スペックを確認する前に、一番気になる価格を見ていきたいところでしたが、9/1時点では価格が不明です。カメラのキタムラでは、9/6から予約開始され、価格が判明したので比較していきたいと思います。
266,310円(税込) | 404,910円(税込) | 463,590円(税込) |
「α7C II」 「α7CR」の主な特長
一番の特長は、フルサイズセンサーを搭載したコンパクトボディという点でしょう。
しかも、両機種は、「α7R V」と同じAIプロセッシングユニットを搭載し、「リアルタイム認識AF」より人や動物以外の被写体も認識が可能。動画性能においては、高品質な4K60pの動画記録ができます。
他には、「S-Cinetone(エスシネトーン)」、7.0段のボディ内手ブレ補正機能などを備えた最新機種です。
「α7C II」の主な特長
- 「α7 IV」をバージョンアップしたハイブリッドコンパクト機
- 最大3300万画素の高解像度
- 主に静止画・動画機能の両方を求める方
「α7CR」の主な特長
「α7 IV」をバージョンアップした高解像度コンパクト機
- 最大6100万画素の高解像度
- 主に静止画機として使用したい方

進化した性能
AIプロセッシングユニット搭載で、被写体の認識性能が向上したAF性能
「α7R V」と同じ最新のAIプロセッシングユニットを搭載し、「リアルタイム認識AF」で高精度に被写体を認識でえきます。例えば人物を撮る際、人物が複雑な姿勢をとっていたり、顔が隠れていたりしたとしても追尾することが可能。また、認識できる被写体として、従来の人物、動物、鳥に加え、「昆虫、車や列車、飛行機」も認識できるようになりました。
7.0段 高性能光学式5軸ボディ内手ブレ補正
手ブレ補正は、7.0段の手ブレ補正機能を備え、さらに、対応する手ブレ補正機構内蔵レンズと組み合わせることで、高性能手ブレ補正「アクティブモード」など性能を最大限引き出すことができます。
基本的なスペック比較
ここでは、主なスペックについて確認していきたいと思います。
その他の詳細は、公式HPで確認して下さい。
商品名 | α7CR(ILCE-7CR) | α7R Ⅴ (ILCE-7RM5) |
---|---|---|
発売日 | 2023年10月13日発売 | 2022年11月25日発売 |
価格(発売時) | 404,910円(税込) | 463,590円(税込み) |
外寸(ボディサイズ) | 約124.0 x 71.1 x 63.4 mm | 約131.3 x 96.9 x 82.4 mm |
質量 (バッテリー等を含む) | 約515 g | 約723 g |
カメラ有効画素数 | 約6100万画素 | 約6100万画素 |
画像処理エンジン | BIONZ XR | BIONZ XR |
ISO感度 (推奨露光指数) | 【静止画撮影時】 ISO100 – 51200 (拡張: ISO50-ISO204800) AUTO (ISO100-12800) 【動画撮影時】 ISO100-51200相当 (拡張: 上限ISO 102400) AUTO (ISO100-12800相当) | 【静止画撮影時】 |
手ブレ補正機能 | ||
方式 | イメージセンサーシフト方式 5軸補正 (補正方式はレンズ仕様による) | イメージセンサーシフト方式 5軸補正 (補正方式はレンズ仕様による) |
補正効果 | 7.0段 | 8.0段 |
認識対象 | 人物 (左右瞳選択可) 動物 (左右瞳選択可) / 鳥 昆虫 / 車・列車 / 飛行機 | 人物 (左右瞳選択可) 動物 (左右瞳選択可) / 鳥 昆虫 / 車・列車 / 飛行機 |
液晶モニター | ||
形式 | 7.5cm (3.0型) TFT駆動 | 8.0 cm (3.2型) TFT駆動 |
ドット数 | 約103万ドット | 約210万ドット |
タッチパネル | 〇 | 〇 |
機構 | バリアングル液晶モニター | 4軸マルチアングル 液晶モニター |
ファインダー | ||
ファインダー | 約236万ドット 0.39型電子式ビューファインダー (Quad-XGA OLED) | 約940万ドット 0.64型電子式ビューファインダー (Quad-XGA OLED) |
視野率/倍率 | 約0.70倍 | 100%/約0.90倍 |
記録媒体 | ||
記録媒体 | SDカード (UHS-I/II対応) | SDカード (UHS-I/II対応) CFexpress Type Aカード |
スロット | SD (UHS-I/II対応) | 【SLOT1】 マルチスロット |
2メモリーカード間 記録モード | – | 同時記録、振り分け記録、 記録メディア自動切替、コピー |
インターフェース | ||
USB Type-C端子 | 〇 (SuperSpeed USB 5 Gbps (USB 3.2)に準拠) | 〇 (SuperSpeed USB 10 Gbps USB 3.2 Gen2 |
ワイヤレスLAN対応 (内蔵) | 〇 Wi-Fiに準拠 IEEE 802.11a/b/g/n/ac (2.4 GHz/5 GHz帯) | 〇 Wi-Fiに準拠 IEEE 802.11a/b/g/n/ac (2.4 GHz/5 GHz帯) |
Bluetooth | 〇 Ver. 4.2 (2.4 GHz帯)) | 〇 Ver. 5.0 (2.4 GHz帯)) |
HD出力 | HDMI端子(タイプD) | HDMI端子(タイプA) |
LAN | × USB-Ether 有線LANアダプタケーブル | × USB-Ether 有線LANアダプタケーブル |
「4K 60fps」記録が可能!
10bit 4:2:2サンプリングでの4K 60p記録が可能です。4K 60p記録は、APS-C/Super 35mm記録モードのみになります
商品名 | α7CR(ILCE-7CR) | α7R Ⅴ (ILCE-7RM5) |
---|---|---|
XAVC HS 8K (4:2:0, 10bit) (約) | – | 24p |
XAVC HS 4K (4:2:0, 10bit) (約) (4:2:2, 10bit) (約) | 24/60p | 24/60p |
XAVC S 4K (4:2:0, 8bit) (約) (4:2:0, 8bit) (約) | 24/30/60p | 24/30/60p |
XAVC S HD (4:2:0, 8bit) (約) (4:2:2, 10bit) (約) | 24/30/60/120p 24/30/60p | 24/30/60/120p 24/30/60p |
XAVC S-I 4K (4:2:2, 10bit) (約) | 24/30/60p | 24/30/60p |
XAVC S-I HD (4:2:2, 10bit) (約) | 24/30/60p | 24/30/60p |
気になる点
以下の点を許せるのであれば、購入機種として決定でしょう!
高額
市場想定価格は、45万円前後とのことなので、この金額だといくらか上乗せすると「α7R Ⅴ」を購入できるので実際の価格がいくらになるかによって選択肢としては「ない」になってしまうように思います。
HDMI端子
最近の機種は、タイプAのコネクタが多い中、タイプDは「HDMI-micro」という形状で、USBでいう「microUSB」のようなケーブルを複数用意しなければいけない迷惑な存在です。
外部出力をあまりしない場合は、気にしなくていい点だと思います。
カードスロット
カードスロットが1つであることは残念ですね。また、CFexpressが使用不可。
ただ、スロットが1つでも仕事に使用する場合を除いて、旅行などではそれほど困ることもないと思います。
これまで、スロット1で困ったことがない方なら、こちらも気にしなくていい点ではないでしょうか。
[2023年] 最新機種!SONY「α7CR」と「α7R Ⅴ」を比較!のまとめ
さすがに、「α7R Ⅴ」と比較した場合、価格が数万の差になると、「α7CR」は選択肢としてはかなり弱くなってしまうように思います。実際の価格がいくらになるか注目していきたいと思います。
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