初心者だと色々と分からないことが多くありますよね。
HDDを選ぶ際に、一番は容量だと思うのですが、次に色々と気になる点があると思います。
バッファとかよく分からない言葉が色々と出てきますよね
今回は、その中で、ハードディスク(以下「HDD」という)の回転数についてご説明していこうと思います。
HDDの回転数とは
HDDには、スプラッターという金属の円盤が入っています。この円盤にデータを書き込み保存する仕組みになっています。
このスプラッターが1分間に回転する回数が、5400rpmや7200rpmという形で表されます。
回転数で何が変わるのか
以下の点が変わってくるポイントになります。
このポイントでどこを重視するかで回転数で選択するといいと思います。
・データへのアクセス速度
・値段
・静音性
・発熱
・消費電力
メリット・デメリットを整理
ここでは、回転数の違いでのメリットとデメリットを整理していきたいと思います。
5400rpmの場合
メリット
・価格が安いことが大きなメリットとなります。
・音が静かなところ
デメリット
・データ転送速度が遅い
これが、一番のデメリットとなると思います。
7,200rmp の場合
メリット
・データ転送速度が速い
デメリット
・価格が高い
・回転数が多くなるので、音が5,400に比べ大きい。
上記のメリット・デメリットを考慮してどう選ぶか
単にデータを保存するだけであるなら、5,400rpmで十分かと思います。
起動ディスクとしてOSを入れたり、動画編集ソフトなどを使用するなど少しでも高速を求めるならば、7,200rpmを選択する方がいいと思います。
速さを重視するならばSSD
話しが逸れてしましますが、速さを重視するならば、やはりSSDを検討した方が実用的だと思います。
確かに、HDDの回転数での比較ということならば、7,200ということになりますが、起動ディスクとして速さを求めるなら、やはりSSDを選択しておいた方が、今後のストレスが少なくて済みますw 起動速度は、断然SSDが早いです。体感で確実に早くなるので、こちらをお勧めします。
もっと言うなら、M.2を選択するのがよいでしょう。
この辺は、別途記事にしていきたいと思います。

HDDの回転数のまとめ
比較するとメリット・デメリットはありますが、発熱・静音性・消費電力というのはあまり大差ないと思います。というか、通常使用していて気にすることはないですよね。
静音性は気になるところではありますが、最近のPCケースは静音性に優れているので、そこまで気になることはないと思います。
やはりどこを重視するといいかというと、「速度」「価格」の比較でしょう。
データ保存用としておすすめは、速度をそんなに気にする必要はないので、少しでも価格の安い5,400rpmで十分だと思います。
起動用とするなら、回転数の比較なら7,200rpmでしょう。
また、話は逸れますが、PCの起動用で速度を求めるならSSDの検討をした方がいいと思います。
起動用なら500GBもあれば容量は十分ですし、価格も安い物だと5,000円前後で買えますので、速度を求めるならSSDにすることを絶対におすすめします!
ただ、数十秒の差を許容でき、とにかく価格重視ならHDDでいいと思います。
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