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Interl チップセット「Z690、H670、B660、H610」を比較

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PC

2023年10月17日に、Intelから第14世代CPU(Raptor Lake Refresh)が発売されました。
何と、チップセット600シリーズでも使用可能なため、600シリーズの比較をしていきたいと思います。

チップセット600シリーズは、2021年11月にAlder Lake-Sが発売され、ハイエンドの「Z690」が先行で発売。その後、2022年1月に下位モデルの「H670」「B660」「H610」が登場して選択肢が広がりました。

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Intel チップセット比較表

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2023年10月17日に、Intelから第14世代CPU(Raptor Lake Refresh)が発売。第14世代CPUがチップセット600・700シリーズで使用可能なので、その特徴などを整理したいと思います。

まずは、単純に比較表で整理してみました。
違いは、オーバークロック出来るか・出来ないかという点と、USBなどの数がハイエンドとエントリーでは大分数が違うのでよく確認しましょう。

 Z690H670B660H610
対応メモリDDR5
or
DDR4
DDR5
or
DDR4
DDR5
or
DDR4
DDR5
or
DDR4
CPU
オーバークロック
×××
メモリ
オーバークロック
×
DMI BusDMI4.0x8DMI4.0x8DMI4.0x4DMI4.0x4
PCIe 5.0
(CPU)
1×16
2×8
1×16
2×8
1×161×16
PCIe 4.0
(CPU)
1×41×41×4×
PCIe 4.0(16G)12126×
PCIe 3.0(8G)161288
USB 3.2(20G)422×
USB 3.2(10G)10442
USB 3.2(5G)10864
USB 2.014141210
SATA 3.0
(6Gbps)
8844
RAID〇(0/1/5/10)〇(0/1/5/10)〇(0/1/5/10)
SATAのみ
×
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DDR4メモリが使用可能!

新たに登場したDDR5はもちろんですが、現在普及しているDDR4も使用できるため価格や性能などで選択肢が多くなっています。
注意しないといけないのが、チップセットとしてはDDR5とDDR4の両方対応ですが、マザーボードはどちらか一方対応ということになっているので購入時に注意が必要です。購入する時は、DDR5かDDR4のどちらを使用するか決めて、対応する製品を購入しなければいけないので、どちらのメモリ対応のマザーボードにするか検討が必要です。

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安い! H670、B660、H610の特徴

「Z690」と比較した場合、オーバークロックの可否や拡張性が削られている分、価格が安いのが一番の特長でしょう。

  • PCIeレーン数、SATAポート、USBポートの数が少ない
  • CPUのオーバークロックができない (H610はメモリのオーバークロックも不可)
  • Micro-ATXやmini-ATXなどが豊富

CPUのオーバークロックをしない方向け

オーバークロックをしない方は、Z690より安い「H670、B660、H610」がおすすめです。
CPUは、オーバークロックが可能な「K」付きモデルが人気なので、オーバークロックをしたいという方は、CPUのオーバークロックが可能な「Z690」を選ぶようにしましょう。

メモリのオーバークロックなしで安価

メモリのオーバークロックを考えている方は、H610以外を選ぶようにしましょう。
H610は、メモリのオーバークロックができないので注意して下さい。

各チップセットの特長

Z690 (ハイエンド)

最上位モデルの「Z690」は、CPU・メモリ両方のオーバークロックが可能で、USBやSATAポートなどの数が一番多いのもこのモデルです。機能や拡張性で最も優れているモデルなので、全部入りで選ぶならこれで決まりです。ただし、価格は3万後半から5万円前半くらいなので、一番高価なモデルも「Z690」ということになります。
しかし、DDR4対応マザーを選択することにより、1万前後安くなるので、拡張性を優先したいけど価格は押さえたいという方は、メモリの価格も含めると、DDR4版を選択するのもありかと思います。
なお、光るマザーボードを探している方は、Z690が一番光る製品が多いと思います。

H670 (アッパーミドルレンジ)

1月5日発売したH670は、ミドルレンジのモデルで、CPUのオーバークロックは必要ない、しかし、拡張性は確保したいという方向けのモデルです。Z690と比べるとやや拡張性は劣りますが、必要十分な拡張性はあるのでおすすめなモデルです。価格は、2~3万円くらいです。

B660 (ミドルレンジ)

こちらも、1月5日発売したミドルレンジのモデルです。こちらもCPUのオーバークロックは出来ないモデルで、「H670」からさらに拡張性を少し削った安価なモデルです。価格は、2万円前後。

H610 (エントリー)

上2つのモデルと同時に発売となったエントリーモデルです。CPU・メモリのオーバークロックが出来ないモデルです。また、PCIe 4.0にも非対応という、とにかく安く組みたいという方向けの最安モデルです。価格は、1.5~2万円前後とコスパは抜群です。

おすすめのマザーボード

私のおすすめは、H670かB660のマザーボードがおすすめです。
オーバークロックをしない方は、この2つのモデルで選ぶのがいいのではないでしょうか。
その中で、おすすめのマザーボードをご紹介しておきます。

Z690ですが、各パーツで人気が高いカラーの白を使用した気になるマザーボードなので、おすすめとして入れました。他と比べるとやはり高いですが、白をベースにパーツをそろえる時には気になる製品だと思います。

チップセット「Z690」「H670」「B660」「H610」を比較のまとめ

「Z690」は、かなり高価なマザーボードが多いので躊躇していましたが、ミドルレンジモデルの登場で組みやすくなりました。
「Z690」でもDDR4版を選択するれば、価格は少し抑えられるので、この選択もいいかと思います。
とにかく価格を押さえたいという方は、ミドルレンジモデル以下を選択するといいと思います。

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