全国では、大分感染者が減少している感じです。
しかし、東京都では、まだ完全に減少傾向とは言えない状況のようです。
このような状況下、まだまだ感染リスクが完全になくなっていない状況なので、感染の可能性を早期に知ることができる本アプリは利用する価値はありあそうです。
そこで、アプリの概要などをご紹介していきたいと思います。
新型コロナウイルス接触確認アプリとは
接触確認アプリは、本人の同意を前提に、スマートフォンの近接通信機能(ブルートゥース)を利用して、互いに分からないようプライバシーを確保して、新型コロナウイルス感染症の陽性者と接触した可能性について通知を受けることができます。
利用者は、陽性者と接触した可能性が分かることで、検査の受診など保健所のサポートを早く受けることができます。利用者が増えることで、感染拡大の防止につながることが期待されるアプリです。
厚生労働省の公式HPはこちら
どういうシステムか
動作環境
同アプリの動作環境は、iPhone端末ではiOS 13.5以上、Android端末ではAndroid 6.0以上の端末に対応している。
システム
1メートル以内、15分以上の接触した可能性を記録するというアプリです。
記録の方法などは以下のとおり。
- 近接に関する情報は、スマホのBluetooth(ブルートゥース)を利用し、近接した場合にランダムな符号を交換して、端末内のみで符号を生成して記録する。(14日経過後に無効となる)
- この記録には、電話番号、位置情報など個人が特定される情報は記録されないとのこと。
どこで、いつ、誰と近接したかは互いに分からない。
※連絡先、位置情報など個人が特定される情報は記録しない。
※ブルートゥースをオフにすると記録しない - 利用の同意はいつでも撤回し、アプリを削除して記録を消去できる
ダウンロード
位置情報や個人情報の取得はない
電話番号などの個人情報や位置情報を取得しない仕組みとなっているので、セキュリティ面では安全ということなのでしょう。
日本をはじめ、ドイツ、スイス、ラトビア、デンマーク、ポーランドなどがこの方法を採用しているようです。
- プライバシーに最大限に配慮した仕組み。アプリでは、個人情報や位置情報を取得しない。
- アプリの利用や陽性者の登録は、本人の同意が前提。同意はいつでも撤回し、本人が記録を削除できる。
- 公衆衛生当局は、誰と誰が近接した距離にいたか(陽性者と接触者との関係)は、アプリでは把握できない。
- アプリを起動し続ける必要がないので、利用しやすく、消費電力も抑えられる。
- 近接の記録は、ランダムな符号で個人の端末内のみに記録。外部には出さず、中央サーバーでも管理しない。
新型コロナウイルスの陽性が判明した場合、本人がアプリで登録
陽性者は本人申請
○ 陽性者でない方がアプリで通知の登録をしないよう、本人がPCR検査等の際に新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理支援システムに登録した電話番号のSMS又はメールアドレスあてに、「処理番号」を通知します。
○ 本人が陽性の登録について同意し、本人がアプリの画面で「処理番号」を登録したら、通知の登録がされます。
陽性者との接触の可能性があった場合、通知の確認が可能
陽性者との接触の可能性の情報は、メイン画面で表示するのではなく、本人が「確認」を選択すると確認できる流れになっています。
※接触の可能性の情報は、1日1回程度、更新されます。
新型コロナウイルス接触確認アプリとはのまとめ
濃厚接触の可能性をいち早く知ることが可能になると思われるので、登録しておいてもいいかもしれませんね。感染しないように注意をしたいものです。
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